海を読み、魚を語る: 沖縄県糸満における海の記憶の民族誌
09/17/2020 22:56:55, 本, 三田 牧
海を読み、魚を語る: 沖縄県糸満における海の記憶の民族誌本ダウンロード
によって 三田 牧
3.8 5つ星のうち1 人の読者
ファイル名 : 海を読み-魚を語る-沖縄県糸満における海の記憶の民族誌.pdf
ファイルサイズ : 18.41 MB
内容紹介 沖縄の海人(漁師)と魚売りのアンマー(お母さん)は海とどう関わりながら生活を切り拓いてきたのか? 海や魚を「読む」知識を通して人びとの暮らしの記憶を語る、長年のフィールドワークの成果。 著者について 三田 牧1972年 兵庫県に生まれ、京都で育つ。 2002年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。 2006年 博士(人間・環境学)取得。 日本学術振興会特別研究員(DC2)、京都文教大学教務補佐員、ベラウ(パラオ)国立博物館客員研究員、国立民族学博物館機関研究員、日本学術振興会特別研究員(RPD)などを歴任。 1996年より沖縄県糸満で漁撈文化について学ぶ。その後、糸満漁民の足跡を追いパラオ(現地名ベラウ)へ赴き、漁撈文化について学ぶとともに、パラオの人びとの日本統治経験について聞き取りを行う。2010年より調査地を沖縄に戻し、第二次世界大戦前に沖縄からパラオに移住した人びとのオーラル・ヒストリーの聞き取りを行う。 現 在 神戸学院大学人文学部准教授。 主 著 PalauanChildrenunderJapaneseRule:TheirOralHistories(Senri Ethnological Reports 87), Osaka: Nat… 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 三田/牧 旧姓、川端。1972年兵庫県に生まれ、京都で育つ。2002年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。2006年博士(人間・環境学)取得。日本学術振興会特別研究員(DC2)、京都文教大学教務補佐員、ベラウ(パラオ)国立博物館客員研究員、国立民族学博物館機関研究員、日本学術振興会特別研究員(RPD)などを歴任。1996年より沖縄県糸満で漁撈文化について学ぶ。その後、糸満漁民の足跡を追いパラオ(現地名ベラウ)へ赴き、漁撈文化について学ぶとともに、パラオの人びとの日本統治経験について聞き取りを行う。神戸学院大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
以下は、海を読み、魚を語る: 沖縄県糸満における海の記憶の民族誌に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
この本は、著者が大学院生だった頃に 沖縄 糸満の海人(漁師)や、魚売りのアンマー(お母さん)たちに出会って深く関わり合い、「糸満の文化」を探った記録です。町の地形特性により漁業中心の生活を刻んできたという歴史背景と、町が刻んできた歴史、そして漁法や魚売りの女性たちの歩んできた歴史と経済活動、戦後の再建や埋め立てによる変化など、詳細に描かれています。そして、本書のタイトルである「海を読む」「魚を語る」については、漁師が漁場や潮の流れ、風の動き...といったものをもとに、「知識だけではなく、いかに実践的かつ臨機応変に感じとり漁を行なってきたか」といったことが詳細に描かれています。また、魚売りが「魚の価値を如何に語り.差別化して販売していたか? 」といった "商人の本来あるべき姿" が描かれています。そして近年、漁業や天気予報に用いられるようになったテクノロジーや技術、流通形態や販売方法の変化...更には埋め立てによる開発などが、如何に変貌させたか?について描かれています。「海や魚と共に生きてきた糸満」という地域固有の歴史や経験が、如何にして形成され、如何にして関わり合ってきたのか?更には、何が原因で文化が失われていくのか?についてまで考える事ができる一冊です。
0コメント