国民党対共産党本無料ダウンロードpdf

国民党対共産党

10/21/2020 17:43:20, , 山崎雅弘

国民党対共産党本無料ダウンロードpdf
によって 山崎雅弘
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中華人民共和国(中国)と中華民国(台湾)の関係は、変動の激しい第二次大戦後の国際情勢の中でも、やや特異な部類に属していると言える。1971年10月、国連の常任理事国としての強い発言力を「第二次大戦の戦勝国」である中華民国から奪取することに成功した中華人民共和国側は、一貫して「台湾は中国固有の領土であり、中華民国などという独立国家は存在しない」と主張し続けており、日本もまた中華人民共和国政府への配慮から、中華民国との正式な外交関係を樹立しない状態を保ちつつ、かつて日本の植民地であった彼の地との文化・経済面での交流関係を注意深く築き上げてきた。一方、中華民国は今なお中華人民共和国の北京政府の統治下に入ることなく、独自の政府が発行する独自の通貨で経済活動を行いながら、オリンピックなどの国際的なスポーツ大会には「チャイニーズ・タイペイ」の名で独自の選手団を派遣している。中には、南米のパラグアイのように、中華民国を独立国として正式に承認し、首都アスンシオンに中華民国の初代総統・蒋介石の像や「蒋介石大通り」を持つ国も存在する。それぞれ独自の道を歩みながら、公式には双方の代表者とも長らく「我々こそが中国の唯一正統な政府である」と主張し続けてきた、中華人民共和国と中華民国。この奇妙な競合関係は、第二次大戦終結の直後に発生した、ある内戦が決定的な要因となって誕生し、それから今日に至るまで、少しずつ形を変えながら継続してきた。一般に「国共内戦」と呼ばれるこの戦争は、中国への「侵略者」つまり日本軍という共通の敵を失った中国国内の二大勢力──蒋介石率いる国民党と、毛沢東と周恩来の指導する共産党──による、戦後中国の支配権をめぐる大規模な内戦だった。この二大勢力は、20世紀の中国で合従と離反を繰り返しながら、最終的には現在の台湾海峡における緊張状態を創り出すことになる。それでは、中華人民共和国と中華民国の相克を生み出すきっかけとなった国共内戦とは、いったいどのような戦争だったのだろうか。本書は、1911年の孫文の「辛亥革命」から1949年の国共内戦終結までの38年間にわたる、中国近代史の柱とも言える「国民党と共産党の協力と敵対の歴史」を、わかりやすく解説した記事です。2001年9月、学研パブリッシングの雑誌『歴史群像』第49号(2001年10月号)の記事として、B5判12ページで発表されました。国民党と共産党が誕生した経緯を知ることは、そのまま現代中国の成立過程を振り返ることにもなります。なお、国共内戦が中国側の勝利と共に終了した後の中国・台湾関係については、戦史ノート第13巻『中国・台湾紛争史』で、蒋介石の国民党指導者としての足跡については第39巻『蒋介石伝』で、毛沢東の共産党指導者としての足跡と人民解放軍の創設過程については第24巻『中国人民解放軍創設史』で、それぞれ詳述していますので、それらも併せてお読みいただければ幸いです。《目次(見出しリスト)》中国と台湾、その緊張と対立の起源《清朝の没落と革命勢力の隆盛》「辛亥革命」の顛末中国国民党と中国共産党の誕生孫文の死去と蒋介石の中国統一《日中戦争と中国内部の争い》「中国工農紅軍」の誕生と毛沢東の躍進「長征」から「第二次国共合作」へ抗日戦争と諸外国の中国支援《合作の崩壊──国共内戦の勃発》対日戦の勝利と国共の不協和音国民党軍と共産党軍の衝突《遼瀋・淮海・平津の三大戦役》人民解放軍の反攻開始三大戦役における共産党軍の大勝国民党の敗因とその後の中台関係
以下は、国民党対共産党に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
台湾はアジア一、または世界中で最も親日的と言われ、世界一反日的な中国共産党と対称をなしている。この双方を知るためには、中国の国民党と共産党が戦った国共内戦の歴史を詳細に知っておかなければならない。本書はそのために最も手っ取り早い入門書と言えるかもしれない。台湾に旅行に行く人は、旅行ガイドブックだけでなく、こういう本にまず目を通しておくべきである。台湾旅行がさらに興味深いものになるのは間違いない。

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