素数はなぜ人を惹きつけるのか
11/03/2020 06:46:07, 本, 竹内 薫
によって 竹内 薫
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本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(Android:アプリバージョン2.40以上、iOS:アプリバージョン3.11以上)“数の原子”とも言われる素数は、数学者・科学者を魅了してやまない。 素数とは、1と自分自身の他に約数を持たない数のこと。 この数字は実にミステリアスで、2、3、5、7と現れたかと思えば次は11。出没が気まぐれなのだ。 人類はこの数の規則性を明らかにするために、途方もない研究の歴史を積み重ねてきた。 なかでも数学史上最大の難題である「リーマン予想」は、素数の出現規則の解明のための最大の鍵。 それがわかれば、この宇宙の構造までも見えてくるという――。 本書では文系にもわかりやすく奥深い素数の世界を解説する。
素数はなぜ人を惹きつけるのかを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
著者は、サイエンス作家の竹内薫さん。ベストセラーになった『99.9%は仮説』(光文社新書)の著者でもある。本書には数式も登場するが、ゼータ関数がどれか、視覚的に把握しておけば楽しめる趣向になっている。これから数学を研究しようという学生さん、SF大好きなお父さんにお勧め。なぜ、13年ゼミと17年ゼミは大発生するのか――かつては10年ゼミや12年ゼミもいたらしい。素数が生存戦略に有利に働いた結果である。われわれ、システム開発の仕事をしていると、素数が暗号と深い関係にあることを知っている。だが、公開鍵暗号方式の仕組みを分かりやすく語れる技術者は少ない。竹内さんが、「数学者ジェームズ・エリスという人物であり、具体的な暗号を発明したのがクリフォード・コックスという人物でした。しかし、彼らの発明は公表されることはありませんでした」(68ページ)と紹介しているとおり、もともとは軍事技術であったものだ。素数の発生数をグラフにすると、階段状になる。この「素数階段」を忠実に再現できるのが「リーマンの公式」だ。リーマンの公式には「ゼータ関数」と呼ばれる関数が含まれている。知っている人には、ここから話が面白くなる。SFの大道具として登場する「ダイソン球」の提唱者であるフリーマン・ダイソンは、重い原子核のエネルギーを表す公式「エネルギー準位」とゼータ関数の関連性に気付いた。また、究極理論と呼ばれる「超ひも理論」の証明にもゼータ関数が登場する。竹内さんは、「人類がまだ知らない法則みたいなものが、このゼータ関数に隠されているのではないか、というミステリアスなイメージを抱かざるを得ません」(96ページ)と語る。もちろん、東京工業大学の「素数ネタ」も紹介されている(爆笑)。そして、最後のオチは――本書を手に取って、背表紙に記されている。通巻番号をご覧下さい。
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