プラドで見た夢―スペイン美術への誘い (中公文庫)
06/26/2020 12:53:55, 本, 神吉 敬三
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によって 神吉 敬三
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内容(「BOOK」データベースより) エル・グレーコ、ベラスケス、ゴヤ、ガウディー、ピカソ、ミロ―偉大な美術の天才たちを生み出した地、プラド、そしてバルセロナ。聖なるものと俗なるものとが、葛藤しつつ共存しているかのようなドラマティックなスペイン美術の魅力を、スペイン美術研究の第一人者が、自らの内的体験をもとに描きだす。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 神吉/敬三 1932年、山口県に生まれる。1956年、上智大学経済学部卒業。1956年から59年、スペイン政府給費留学生としてスペイン国立マドリード大学に留学。1970年、スペインの文化勲章である「賢王アルフォンソ十世章」受章、スペイン王立サン・フェルナンド美術アカデミー客員、上智大学名誉教授。スペイン美術史専攻。1996年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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前半ではスペイン美術史を追いながら、エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤの三巨匠に焦点を当てている。それぞれの画家としての歩みや代表作はもちろんだが、当時の美術への思想、宮廷についてもふれることでその作品が生まれた背景についてわかりやすく解説してある。宗教画というカテゴリー、リアリスムというスペインの伝統、ルネッサンスが波及した影響、そして宮廷という特殊な世界を見ることで、スペイン美術の発展を垣間見ることができた。後半は、そのスペイン美術史の延長上にある現代美術について。まずはバルセロナの生んだ天才ガウディ。建築家ではあるが、カタルーニャという土地と伝統が生み出した鬼才と呼べるだろう。そしてピカソとミロ。二十世紀を代表するこの二人の巨匠もまた、スペインという土地で生まれた天才だった。それぞれに異なる世界を作り出した巨匠たちが、スペインという土地にどのように結び付けられていたのかが興味深い。この本は雑誌などに載せたエッセイを集めて出版されたものだけど、内容にまとまりがあって全体を通じるテーマがはっきりしている。そして文章も、専門的過ぎないのでわかりやすい。美術館でただ見るだけではなく、もうちょっと深く知りたいという素人に最適の本だった。
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