無料ダウンロード立川文庫の英雄たち (中公文庫) pdf

立川文庫の英雄たち (中公文庫)

06/26/2020 16:53:30, , 足立 巻一

無料ダウンロード立川文庫の英雄たち (中公文庫) pdf
によって 足立 巻一
3.5 5つ星のうち1 人の読者
ファイルサイズ : 20.18 MB
内容(「BOOK」データベースより)猿飛佐助、真田幸村、塚原卜伝等の人物を生みあるいは育て、忍者や豪傑が縦横に活躍する痛快無比の世界を築いて大衆文芸の母胎となった「立川文庫」。その成立から終焉に至る事情を詳述し、その魅力の謎に迫る。
立川文庫の英雄たち (中公文庫)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
足立巻一は詩人であるとともに『やちまた』『虹滅記』などの自伝的な評伝作品がある作家で、本書もまた広い意味で評伝にあたるのかもしれない。前半を占める「考説立川文庫」は、明治の末から大正の末まで発刊され少年たちに愛読された『立川文庫』の成立史であり、創業者たちの伝記的事実を考証している。大阪の出版事情から説き起こし、貸本文化を描き、すでにあった講談をもとに初刊十編からベストセラーを乱発する立川文明堂ができ上がるまでの歴史は、立身出世物語の面白さを備える。考証のために使用された文献は章末の註にあらわれ、単行本に収録されていない珍しい原稿もある。立川文庫で造形された人物は、一休禅師・水戸黄門・真田幸村・猿飛佐助など、後の時代小説の主人公たちの原型といえる。実在の歴史人物が説話化・虚構化される過程を丹念に追っていて、著者が文芸史家として、国文学の素養を大いに発揮している。「立川文庫刊行一覧」あり。後半の「立川文庫の英雄たち」は、20篇くらいのエッセー群をまとめる。内容としては「真田幸村論」「猿飛佐助論」「忍者論」などがあり、考証のマニアックさもあり楽しい読み物だ。前半でも登場した『立川文庫』創業者の一人で、最後の生き証人ともなった池田蘭子という女性についての回想文がある。著者は池田さんとは面識があるだけでなく、池田さんの傑作自伝『女紋』の成立に一役買っているらしい。

0コメント

  • 1000 / 1000