富永シヅ物語―国産初の冷凍車を走らせた女性
10/09/2020 14:13:29, 本, 椿 六郎
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によって 椿 六郎
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内容(「BOOK」データベースより) 昔のしきたりを大切にし、一生を和服姿で押し通した明治生まれの女性。そこには明治・大正・昭和を凛々しく生き抜き、水産・倉庫・運輸の分野で活躍した企業家の、試練に満ちた歴史があった。「これは世の中に必要な仕事だからどうしてもやらなければ」の一念で、50年前に国産初の冷凍車と、全国定温輸送網を作り、台所への生鮮食品輸送の大改革を成し遂げた福岡運輸の女性創業者・富永シヅの物語。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 椿/六郎 大正9年長崎県五島に生まれる。富永シヅ氏とは同郷で旧知の間柄である。またシヅ氏の婚家富永家及び実家鳥巣家の両方と親交が深い。シヅ氏の事業に関しては初期の頃から内容を詳細に熟知している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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福岡市に本社がある運送会社の女性経営者の一代記だが、不思議な物語だった。徳島県から長崎県の五島に漁業の拠点を移し、さらに、その拠点を福岡に移したことから始まる冷凍車の運送事業。それも、日本で初めての冷凍車を開発し、運送を始めるのだが、「これは世の中に必要な仕事だからどうしてもやらなければ」という言葉に感心する。時代のニーズを先読みする富永シヅの先見性に驚くのだが、しかしながら、本人は生涯着物姿で通し、その生活ぶりはエアコン無しの不便な生活を厭わなかったという。福岡にはトクスイという水産関連物の会社があるが、それが徳島県と関係があると知った。なぜ、徳島県が福岡県、それも博多の街にと不思議だったが、この物語を読むことで「なるほど」と理解ができた。さらに、この冷凍輸送を日本で初めて行なった福岡運輸という会社の動きを見ながら、どうしても、ファミリーレストランのロイヤルホストを連想してしまう。いずれも、在日米軍の仕事から発展していったのだが、九州には新しいものを消化できる歴史と土壌があるが、そういう歴史と気質が新事業を発展させていったのだと思った。現在の福岡空港はかつてアメリカ軍の前線基地である板付基地だったが、福岡運輸もロイヤルホストもここから発展したのかと、不思議な感慨にとらわれる。本書は女性経営者の一代記でありながら、日本初の冷凍車を走らせたプロジェクトXである。
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